ESSAYエッセイ

2019.11.29

冬の住まい方②

住まいの知識

今回もインフルエンザ予防に役立つ情報です。

健康な住まい方についてみなさんも是非参考にしてみて下さい。

インフルエンザウイルスの生存率は温度32以上では0%ですが、温度21~24では湿度の影響が大きく、湿度50%では生存率3~5%と低いのですが、湿度20%では生存率が60%と大きく上昇します。

最近の住宅で普及率の高いエアコン暖房では一般的に湿度は30%以下になる場合が多く、この場合ウイルスの生存率はかなり高くなると予測されます。

また湿度が低いと人間の喉の粘膜も乾燥してウイルスに感染しやすくなります。

そのため湿度は50%程度に保持する事が大切ですが、湿度を50%にコントロールするのは意外に困難で通常の加湿器を使うとすぐに60~70%まで湿度が上昇します。

このような環境になると窓や壁の結露からカビが発生したり、ダニも繁殖しやすくなるので、加湿器は湿度調節機能つきの製品を使うのがお奨めです。

加湿器以外で湿度調節する方法としては、濡れタオルを3枚程度一晩部屋干しするのも効果があります。

また、暖房器具として灯油ストーブやガスファンヒータの様な開放型暖房器具は燃焼によって水蒸気が発生するので、室内湿度は上昇してウイルス対策としては有効です。

しかし、開放型暖房器具は燃焼に必要な室内の酸素を消費するため、暖房運転中は1時間に1~2回(1~2分)程度換気扇を回すか、窓を開けるなどして十分な換気を行う必要があります。

また、最近のエアコンでは屋外の水分を取り込み、室内を加湿していく機能を持っている物が何社かのメーカーから発売されています。

壁紙にも吸放湿機能がある商品もあり、カラーもたくさんあります。アクセントクロスとして部屋の一面に使用しても効果が得られます。

その他にも写真のエコカラットプラスも優れた吸湿性があり空気環境を快適にしてくれます。色々なテクスチャーと色味、パターンがありお部屋を彩り機能性も抜群です。

気になる方はお気軽にお問い合わせ下さい。

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