2019.12.27
子供の健康被害②
今回も空気にまつわる、小さなお子さんがいるご家庭に影響するポイントをあげたいと思います。
①室内の空気には100種類を超える科学物質が含まれています。
身の回りにある5万種類の化学物質のうち室内の空気には約100種類が含まれ、シックハウス症候群などの体調不良をひきおこす恐れのある物質(ホルムアルデヒド、トルエンなど)は、室内濃度指針で策定されています。
②赤ちゃんは大人の2倍近くの空気中の化学物質を取り込みます。
子供は大人よりも食事量も呼吸量も少ないので、体内に入る化学物質は少ない。
しかし、体重1kgあたりに換算すると、大人の2倍近くの化学物質を取り込んでいます。
成長過程の乳幼児期に受ける化学物質の影響は大きいのです。
③5歳以下の下水道感染症は57%が環境要因と関連しています。
WHOによる2012年の調査では、全死亡者の23%に相当する1260万人が、何らかの環境起因で死亡していると推測されています。
5歳以下の子供の下水道感染症および下痢症は、その57%が環境要因と関連しています。
これら以外にも空気環境や生活習慣などが原因で健康被害がでるケースもあります。
改めて自身の住環境を考えて見て下さい。疑問や気になることなどありましたら、お気軽に弊社までお問い合わせ下さい。
「シックハウス症候群とは?」